子宮頸がん予防ワクチンの接種費用助成が始まります

2011年2月7日

子宮頸がんとは子宮の入り口(頸部)にできるがんで、年間15,000人が発症し、約3,500人が亡くなられています。また20歳代から30歳代の女性に発症するがんの第1位です。子宮頸がんの原因は、主にヒトパピローマウイルス(HPV)による感染と言われ、特に16型と18型などは、発がん性が高く、発がん性HPVと呼ばれています。発がん性HPV持続感染者の中で、1,000人につき 1~2名が子宮頚がんを発症すると考えられています。HPVの感染を予防することで子宮頸がんのリスクを低減することが可能ですが自然感染では十分な免疫を獲得することができません。しかし子宮頸がんワクチンであるサーバリックスを投与することで高い抗体価を長く維持することが可能となりました。ワクチンでがんを予防する時代、海外でも100カ国以上で10歳以上の女子にサーバリックスを接種し、子宮頸がんの発症を予防しています。そしてつくば市でも平成23年2月14日より中学1年生から高校1年生の女子を対象に子宮頸がん予防ワクチンの接種費用助成が始まります。
助成期間:平成23年2月14日から平成24年3月31日まで
 対象 :つくば市に住民登録または外国人登録している中学1年生から高校1年生の女子
接種回数:3回(1回目の接種の1カ月後に2回目、6カ月後に3回目)
接種料金:1回につき1,590円となります。
詳細はつくば市桜保健センター 029-857-3931へお問い合わせください。
接種場所はつくば市内の協力医療機関となります。当院も協力医療機関です。
☆事前に必ず電話などでご予約をお願いします。
☆年齢・住所が確認できるもの(保険証等)をご持参ください。
☆医療機関に行く際は、保護者の方の同伴が必要となります。
☆予診票は当院にございますので、来院後ご記入ください。

*対象者以外の方にも予防接種可能(自費)ですのでご希望の方はご相談ください。20歳以上の方で子宮がん検診等を受診されたことのない方は一度お受けすることをお勧めします。

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